江戸~昭和に飾られた「雛人形」 地域により顔立ちに違いも 日本玩具博物館で特別展
京の御所に見立てた建物の中に雛人形を配置した「御殿飾り」。大正時代に作られたもので、華やかな貴族文化へのあこがれを感じさせます。
500組を超える雛人形を所蔵する日本玩具博物館。今回の特別展では、江戸時代後期から昭和に主に東京や関西の町家で飾られていた40組を展示。地域によっても雛人形の顔立ちや衣装の着せ方に違いがあるということで、「江戸型」や「京阪型」といったそれぞれの人形の特徴を楽しむことができます。
(来館者)
「いろいろ時代によって顔つきが違ったり小物が違ったり、その様子が見られてよかったです」
「(Qご自宅の雛飾りとどう違う?)こっちの方が大きい」
「豪華ですね」
この特別展は4月16日まで開かれています。