トム・ハンクスが初めての長編小説を来年5月に出版へ
「メイキング・オブ・アナザー・メジャー・モーション・ピクチャー・マスターピース」と題されたこの作品は、1940年代から現代に至るまでのスーパーヒーローアクション映画の制作の舞台裏を描いている。ストーリーの中には、ハンクス自身が手掛けた3冊のコミックが登場し、それらの作品も書籍に収録される。
Peopleのインタビューで彼は、この本には自身の映画業界での経験が大いに生かされていると語っている。ハンクスは、2017年に短編小説集「Uncommon Type」を出版しており、今回の著書は彼にとって2冊目の書籍となる。
現在66歳のハンクスは、1980年のホラー映画「He Knows You’re Alone(血塗られた花嫁)」で俳優としてのキャリアをスタートさせた。それ以来、彼はアカデミー賞に6回ノミネートされ、「フィラデルフィア」(1993年)と「フォレスト・ガンプ」(1994年)の2作品でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
ハンクスはまた、2020年のセシル・B・デミル賞を含む8つのゴールデングローブ賞を受賞している。彼の制作会社Playtoneは、映画「キャスタウェイ」や、「マンマ・ミーア!」などの人気作を制作している。ハンクスは2016年に、バラク・オバマ前大統領から大統領自由勲章を授与された。
ハンクスはこれまで、ロマンティック・コメディや戦争映画、子供向けアニメ、ヒューマン・ドラマなど様々な映画に出演してきたが、意外なことに、今回の長編小説のテーマになったスーパーヒーロー映画には一度も出演していない。