『御嶽海、照ノ富士撃破で3度目の優勝…大関昇進目安にも到達』への皆さんの反応まとめ
関脇・御嶽海(出羽海)が結びの一番で、横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)を破り、13勝2敗で2019年秋場所以来3度目の賜杯を抱いた。負ければ3敗に並んだ阿炎、照ノ富士との3人による優勝決定戦にもつれ込む大一番を制した。関脇以下で3度の優勝は照ノ富士以来2人目となった。
関脇だった昨年秋場所からは計33勝とし、大関昇進目安「三役で直近3場所33勝」にも到達した。大関昇進となれば、御嶽海の三役在位28場所は、昭和以降で4番目となる三役通過場所数のスロー記録で、長野出身力士では1795年に昇進した江戸時代の伝説力士・雷電以来227年ぶりとなる。
◆御嶽海久司(みたけうみ・ひさし)本名・大道久司。1992年12月25日、長野・木曽郡上松(あげまつ)町生まれ。29歳。東洋大4年時に学生、アマ横綱。2015年春場所、幕下10枚目格付け出しで出羽海部屋から初土俵。18年名古屋場所で幕内優勝を果たすと、19年秋場所で2度目の優勝。殊勲賞6回、敢闘賞1回、技能賞2回。金星2。最高位は東関脇。180センチ、174キロ。得意は突き、押し。報知新聞社