神田紅さんの「福岡紅塾」が講談まつり 16日、福岡市 芸道45年の師匠直伝の話芸
福岡紅塾は2002年に発足した。紅さんは月に1度、福岡を訪れて師匠・二代目神田山陽さんから受け継いだ語り方を教えてきた。メリハリ、抑揚の付け方などを原稿に書き記し、初心者でも学びやすいのが特徴だ。
塾生は、高校教師、元警察署長、俳優など年齢も経歴もさまざまで、九州各県から集まっている。塾生でフリーアナウンサーの金印亭恵え紅こうさんは「滑舌が良くなり、表現力や説得力が養えるのも魅力」だという。
講談まつりでは、神田紅さんが冒頭にあいさつ。その後、塾生たちが「桧原桜」「母里太兵衛」「菅原道真公」などを披露する。
◆第12回「福岡紅塾」講談まつり◆ 4月16日(日)午前10時半~午後6時。福岡市博多区下川端町の福岡アジア美術館あじびホールで。入場無料。午前10時半から第1部。午後0時半から第2部、午後2時20分から第3部、午後4時20分から第4部。それぞれ開始前に仲入り(休憩)があり、その時に途中入場できる。問い合わせは実行委員会の金印亭恵紅さん=090(7152)5112。[email protected]