犠牲者の鎮魂祈り、国宝仏像展示 宮城・東北歴史博物館 2023-04-14 東北歴史博物館(宮城県多賀城市)で14日、奈良県と東北にゆかりがある国宝、重要文化財の仏像など約60件を集めた特別展「悠久の絆 奈良・東北のみほとけ展」の報道関係者向け内覧会が開かれた。戦火や災害を乗り越えた寺宝が中心で、東日本大震災から十三回忌となる犠牲者の鎮魂を祈る。 展示されるのは勝常寺(福島県湯川村)の国宝「薬師如来坐像」や、唐招提寺(奈良市)の国宝「鑑真和上坐像」など。国宝は12件、重文は27件となる。会期は15日から6月11日までで、鑑真和上坐像など展示物によって会期途中の展示開始や撤収がある。