『「鎌倉殿の13人」ホラー的場面に沸く まるで『ステキな金縛り』!?』への皆さんの反応まとめ
【写真】『ステキな金縛り』西田敏行が演じた落ち武者の幽霊
本作は、鎌倉時代を舞台に、源頼朝にすべてを学び武士の世を盤石にした二代執権・北条義時(小栗)の軌跡を追う物語。第3回「挙兵は慎重に」の舞台は、異常気象から人々が飢饉の危機にさらされる治承四年。北条家では、源頼朝(大泉洋)が婿入りしたのち政子(小池栄子)との間に娘・大姫(難波ありさ)が誕生し、喜びに包まれていた。そんな折、平清盛(松平健)が後白河法皇を幽閉。その御子・以仁王(木村昴)が源頼政(品川徹)を味方につけ挙兵する動きがあり、頼朝は加勢すべきか決断を迫られていた。「この手で清盛を討つ」と決め挙兵の好機をうかがっていた頼朝だが、義時の父・時政(坂東彌十郎)に頼政が信用に足る人物なのかを問うとはかばかしい反応をせず、思案のすえ挙兵を見送ることに。 注目を浴びたのは、頼朝の夢枕に後白河法皇が立つ場面。夢の中で後白河法皇は「清盛の首をとれ」「それができるのはおぬしだけだ」と必死に懇願し、頼朝は金縛りにあい叫び声をあげながら目を覚ます……というものだった。まるでホラー映画のようにおどろおどろしい演出にSNSがざわつく一方、本ドラマの脚本を手掛けた三谷幸喜による2011年の映画『ステキな金縛り』のタイトルを挙げる声が続々。「『ステキな金縛り』を思い出した」「更科六兵衛だった」と沸いていた。 『ステキな金縛り』は、主人公の弁護士(深津絵里)がある殺人事件の証人として幽霊を法廷に召喚するという奇想天外なコメディーで、西田が山奥の旅館に現れるという落ち武者の幽霊・更科六兵衛を持ち前のトボけた味わいで好演。興行収入42.8億円の大ヒットを記録した(日本映画製作者連盟調べ)。前へ12次へ1/2ページ