渡辺棋王、自己最多10連覇 将棋、タイトル通算30期に 2022-03-20 将棋の渡辺明棋王(37)に永瀬拓矢王座(29)が挑戦していた第47期棋王戦(共同通信社主催)5番勝負の第4局は20日、栃木県日光市の日光東照宮で指され、午後7時8分、115手で先手の渡辺棋王が勝ち、3勝1敗で自己最多の10連覇を達成、歴代4位の通算タイトル獲得数を30期に伸ばした。 棋王戦の最多連覇記録は、羽生善治九段(51)の12。 渡辺棋王は2021年度、王将を失冠したものの、名人と合わせて二冠で終えた。名人戦7番勝負は新しい年度の4月6、7日に開幕し、3連覇を目指す。