• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
住本麻子 雨宮まみと「女子」をめぐって
2022-07-18
住本麻子 雨宮まみと「女子」をめぐって

 2016年に世を去ったライターの雨宮まみ。彼女の著作を今、読み返すと何が見えてくるのか。ライターの住本麻子さんが論じます。
(『中央公論』2022年8月号より抜粋)
 フェミニズムの潮流は第一波、第二波と数えられる。それは歴史上フェミニズムが何度も盛り上がりをみせたことを示すと同時に、退潮した時期もあったということだ。フェミニズムが波のように押し寄せては引いていくのだとしたら、現在のこの波はどこから来たのだろうか。

 現在のフェミニズムの潮流は、第四波フェミニズムと呼ばれている。北村紗衣(さえ)「波を読む――第四波フェミニズムと大衆文化」(『現代思想』2020年3月臨時増刊号「フェミニズムの現在」)によれば、第一波は19世紀から20世紀にかけて起こった女性参政権を求める世界各地での動きを、第二波は1960~80年代に起こったウーマン・リブと呼ばれる運動を中心に、そして第三波は1990~2000年代の文化運動寄りのフェミニズムの流行を示している。

 そして第四波は、2010年以降にはじまり、いまも続いている#MeToo運動などを中心としたフェミニズム運動や思想的流れの呼称として定着しつつある。

 第四波を第三波が徐々に変化したものととらえる向きもある。ただ、日本において第三波と第四波を区別しなければいけないとすれば、それは2000年代半ばにバックラッシュ(反動)による断絶があったからだろう。山口智美・斉藤正美・荻上チキ『社会運動の戸惑い─―フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(勁草書房、2012年)によれば、1999年に施行された男女共同参画社会基本法にともなって自治体で推進条例が制定される際、全国各地で保守派による反対運動が展開された。そうした動きにより、2002年から05年にかけて、フェミニズム批判はピークを迎える。田中東子(とうこ)は菊地夏野、河野真太郎との鼎談「分断と対峙し、連帯を模索する――日本のフェミニズムとネオリベラリズム」(前掲『現代思想』)のなかで、2000年代は出版業界でもフェミニズムの企画がなかなか通らない、マスメディアも報道しないという状況だったと発言している。

 田中はまた、同誌掲載の論考「感じのいいフェミニズム?――ポピュラーなものをめぐる、わたしたちの両義性」で次のように論じる。「ここ数年、非常に多く出版されるようになった「女子のホンネ」的な語り口によるエッセイやコミックエッセイ、そしてSNSやブログによるオンライン上の言説空間においてフェミニズムをポピュラーなものにしようとする文化表現は意欲的に展開されている。ポピュラー文化領域での密やかなフェミニズムはバックラッシュ期をサバイブするひとつの迂回路であったとも考えられる」。2000年代の空白期間を経て、フェミニズムの蓄積が若い世代に継承されにくくなった2010年代の日本において、女性たちを励ましたのは、女性向けのエッセイや漫画だったのだ。

 その頃はリーマン・ショックにより国内でも経済状況が悪化した時期である。バックラッシュと不況により、理論的にも経済的にも「貧しい」状況のなかで、「フェミニズム」の名を冠したアカデミックな理論書に代わって、エッセイや漫画という手に取りやすいジャンルが果たした役割は大きい。

 そもそもエッセイというジャンルは、歴史的にみてもフェミニズムとの親和性が高い。エッセイは階級を超えて広く読まれうるジャンルだからである。ヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』(1929年)やボーヴォワールの『第二の性』(1949年)などのフェミニズムにおける歴史的名著も、ある種のエッセイとして書かれた。そのエッセイというジャンルで、2010年代に先陣を切ったのが、雨宮(あまみや)まみである。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/9c27a05fe42aba1f9f867e16c5d5e42c3eb7ff3e

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    社長「関係者や視聴者不安にさせた」と謝罪
    2024-05-30

    『マッドマックス:フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか? ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する
    2024-06-01

    デザインジャーナリストによる新しいデザイン誌の登場です!
    2024-06-01

    杉真理×和田唱がビートルズをとことん語る!NHK-FMの人気番組「ディスカバー・ビートルズ」がオンライン講座として復活!
    2024-06-02

    富士山麓のダイナミックな食材を味わう“奥・山梨”のガストロノミー〈Restaurant SAI 燊〉。
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    本年入試私立公立とも志願者微減 栄光ゼミナール担当者にきく 埼玉中高入試最新動向
    2024-06-04

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    「君たちはどう生きるか」展 第二部 レイアウト編(三鷹の森ジブリ美術館)レポート。絵を描くことの営為、そして苦悩も見せる
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    東京都写真美術館で「今森光彦 にっぽんの里山」が開催へ
    2024-06-04

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    古今東西 かしゆか商店【つづら】
    2024-06-05

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛