『滝川クリステル炎上頻発のワケは…美人アナ&将来有望な政治家の夫婦に対する妬み(井上トシユキ)』へのユーザーの意見まとめ
今年に入り、短期間に3回も子育てに関して炎上してしまった滝川クリステル(44)。
小澤征悦“ひとめぼれ婚” 桑子真帆アナの「過去のやんちゃ」が結婚の障壁にならなかったワケ
ヨガの最中に長男を逆さ吊りにすれば虐待だ、長男が美容室の床に寝転がれば不潔だと集中砲火。さらに、日中の気温が30度近くなった6月のある日、迎えに行った長男を車中に延べ30分ほど置いてけぼりにしたことでも炎上した。
ヨガや美容室の件は、どう見ても余計な口出しに過ぎないと思うが、車中放置についてはとがめ立てしたくなる気持ちはわからなくはない。
高温になった車中に、シートに縛りつけられたまま幼児が放置されて亡くなる、といったニュースは例年報じられており、報道番組のアナウンサーだった滝川が知らないわけがない。実際、滝川の一件の直後、7月に千葉県八千代市で車内に放置された1歳女児が熱中症で死亡し、母親が逮捕されている。
煩わしかっただけかもしれないし、くむべき事情があったのかもしれないが、車内には子どもを置いてけぼりにしないのは、もはや一般常識であり、さすがに擁護はできない。
とはいえ、長男を延べ30分ほど車内に放置と報じられて、夫である小泉進次郎の環境相としてのトンチンカンな発言とともに「ズレてる」、夫婦ともども「セレブ気取り」と詰めるのはいただけない。うまく話を合わせて皮肉っているようでいて、実はまったく噛み合っていないからだ。
つまるところ、美しいアナウンサーと名門出身で将来を嘱望されるイケメン政治家のカップルに対する妬みを、俺様正義感の押し付けによってガス抜きしているだけのように見えるのだ。
見た目については、「親ガチャ(子は親を選べない)」「ただイケ(ただしイケメンに限るの略、見た目が良くないと異性から選ばれない)」などと、遺伝的な運に左右される、見た目が良い者は機会に恵まれ得をするという視点から語られてきた。特に今年は、東京五輪の開閉会式での演出の問題で、外見至上主義「ルッキズム」が問題ともなった。
ルックスだけでなく社会的地位も遺伝的に受け継いだ、選ばれしセレブカップルに対して「銀の匙をくわえてきただけじゃないか」と、いけ好かない、不愉快だと思うのは仕方ない。だが、それを大っぴらにコメントするのは、妬みをあらわにしているだけと、心中では軽く受け流されていることは知っておいた方がいいだろう。
同じ「子育て批判」で俺様正義感の押し付けではあるが、炎上している方に非があるのではないかと思わせるケースもある。今年1月、バラエティー番組に出演した高嶋ちさ子(53)だ。高嶋は過去にも息子たちの子育てに関連して炎上しているだけに、「またか」と思わされた。
(井上トシユキ/ITジャーナリスト)