『新庄ハム「放出」3選手の需要は 球団OBが持論、大田&西川は「パだとちょっと厳しい」』への皆さんの反応まとめ
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■稲葉GM「再契約の可能性を閉ざすものではありません」
日ハムは11月16日、海外フリーエージェント(FA)資格を取得している西川、国内FA資格を取得している大田、秋吉に対して22年度の契約を提示せず、野球協約第66条の保留手続きを行わないことを発表した。
稲葉篤紀GM(49)は球団公式サイトを通じ「3選手と来季以降のプレー環境について協議した結果、選手が取得した権利を尊重し、ノンテンダーとすることを選択しました。選手にとって制約のない状態で、海外を含めた移籍先を選択できることが重要と考えた結果です。昨年も、ノンテンダーの村田透投手と再契約した例があるように、ファイターズとの再契約の可能性を閉ざすものではありません」とのコメントを発表した。
岩本氏は3選手が日ハムの来季の主力構想に入っていないとし、「足かせを全部外しましたということは自由に旅立ってください。手放したということですよ」と指摘。そして3選手の移籍先について持論を展開した。
岩本氏は「大田泰示はセ・リーグどこか手を挙げるんじゃないかな」と推測し、MCから「広島とかどうなんですかね?」と振られると、「めちゃくちゃ目があると思う。代打でいってもセ・リーグは代打の可能性が高い。ピッチャーが打席に回ってきた時、どんどん代打が必要なチームやんかセ・リーグは」と、広島出身の大田の移籍先候補として広島カープを挙げた。岩本氏「(大田、西川は)パ・リーグだとちょっと厳しいかな」 さらに「西川の場合は俊足を生かす。代走を含めて。この2人(大田、西川)はセ・リーグが手を挙げやすいんじゃないの。パ・リーグだとちょっと厳しいかな。これは解説者としての意見」と専門家目線で分析した。
また、リリーバーとして期待される右サイドハンドの秋吉に関しては、「秋吉はほしいところけっこうあると思うよ」と明言し、今後の課題についても言及した。
「右のサイドハンド、経験豊富。ちょっとだけ歯車調整してあげたらまだまだ働く秋吉やで。俺はそう思う。サイドハンドやああいうピッチングスタイルにすごく理解があって『こうやってマイナーチェンジしたいな』と描いているコーチにはまったら秋吉はまだいける」
秋吉の技術面について「秋吉はアンダースローだと思って投げればいい」とし、その理由は次のように説明した。岩本氏「山田久志さんのようなピッチングフォームを...」「サイドハンドだけど体の起き上がりが早く、身のこなしが時々オーバーハンドみたいな使い方なんで。手だけがブルっと動いているようになるからボールが軽くなる。暴れる。アンダースローのように山田久志(元阪急投手)さんのようなピッチングフォームを真似ていきながら、そこまで下がらなくても一番強いサイドハンドのところで体を横軸でギュンと回れるようなピッチングフォームをもう一度やれば彼の球は右打者のインコースにビューンとシュート入っていく。めちゃくちゃ嫌なボールになる」
日ハムOBとして3選手の動向を見守る岩本氏は「いずれにせよ来年も野球選手として頑張ってくれ」と力強くエールを送った。