『日向灘震源の地震、南海トラフ想定域内 気象庁「注意深く監視する」』へのユーザーの意見まとめ
【写真】1月22日午前1時8分ごろに発生した地震の各地の主な震度
同庁によると、日向灘は、30年以内に70~80%の確率で起こるとされる南海トラフ地震の想定震源域内。しかし、同庁は今回、南海トラフ地震で想定される陸側と海側のプレート(岩板)の境界での地震ではなく、それよりも深いプレート内部で発生したものとみている。
同庁は同日未明に緊急の記者会見を開き、束田(つかだ)進也・地震津波監視課長は「地震活動を注意深く監視する」と述べた。
南海トラフ地震の想定震源域は、東海から九州の太平洋沖とされる。同庁では、想定震源域周辺でM6・8以上の地震が発生した場合、専門家らで構成される検討会を開いて南海トラフ地震との関連を調べるとともに、「南海トラフ地震臨時情報(調査中)」を発表する。今回の地震はそれよりも小さかったため、該当しなかった。(吉沢英将)朝日新聞社