『恐怖の大王は去った-オミクロン株という風邪で大騒ぎする必要はない』へのユーザーの意見まとめ
【写真】支援金バブル、自粛強要…パンデミック後遺症を真剣に考えるべき時
緊急事態宣言あるいは、それに準じる「『蔓延防止』の適用を何回繰り返せば問題が解決するのか?」と改めて問いたい。
昨年5月3日公開「灯火管制、禁酒法、まるでB29に竹槍だ、昨今のコロナ対策の愚かさ」で述べた「集団ヒステリー」がいまだに続くのは嘆かわしいことである。特に、前記記事3ぺージ目「弱者ばかりがバッシングされる」状態は許すべきではないと考える。
ワクチンもそうだが、「科学的根拠」がない場当たり的な対応を続けているから「やめ時」がわからないともいえる。
緊急事態宣言や蔓延防止が一体どの程度感染防止に効果があるかなどという「科学的研究結果」はほとんどない。しかし、その少ない研究さえ無視して、ただ「私はきちんと対応しました」というアリバイ作りのために政治家や医療関係者が行動している。だから、100メートル走スタート前の陸上選手に十二単を着せるような、「過剰対策」が終わらないのだ。
科学的根拠がある対策ならば、「科学的根拠のある対策による効果の状況」を見ながら、「やめ時」を判断できる。それに対して、「科学的根拠のない対策」で「B29」を落とそうとするから、「竹やりでB29が落ちないのは、お前たちの性根が腐っているからだ!」と軍人ならぬ、政治家、官僚、医療関係者が「軍人精神注入棒」で弱者をバッシングすることになる。愛媛県・中村知事を見習うべき 「愛媛知事『オミクロン株に本当に有効なのか』蔓延防止の効果を疑問視」記事で報道されている、愛媛県の中村時広知事の記者会見での発言は全くの正論だ。
「オミクロン株は飲食を抑えても感染防止につながらない」と現時点では適用要請しない考えを示している。ある意味当然のことなのだが、「コロナヒステリー」とでも言うべき現在の状況において、「勇気ある発言」である。
逆に言えば、「勇気のない」政治家・官僚・医療関係者によって引き起こされているのが、現在の「終わりなきコロナ騒動」と言えよう。
昨年9月16日公開「東大寺の大仏を建立した『厄病退散』文化復活でコロナ禍を乗り切れ」の副題で「『恐怖』は自分が生み出すものである」と述べたが、科学的・合理的・客観的に考えれば、現在現れている多くのサインは、天平の疫病、スペイン風邪(中国起源説も根強い)などと同様に、「3年目」の収束を指し示している。次ページは:オミクロンは風邪?前へ1234次へ1/4ページ