【歴史ロマン】吉野ヶ里遺跡“謎の墓”は「邪馬台国時代の有力者」 人骨や副葬品はなしも、内部から赤色顔料 佐賀県
ふたが開けられてから1週間あまり。墓の中身がほぼわかり、14日に発表された。それによると…。
人の骨や副葬品は発見されず。しかし、有力な手がかりが見つかったのだ。
墓の中の土をよく見ると、一部が赤くなっている。赤色顔料だ。県によると、赤い顔料は墓の内側全体に塗られていた。
文化課文化財保護活用室・白木原 宜室長:
弥生時代で赤色顔料を用いるのは、高貴・有力者の墓が多い。だれでも真っ赤ではない。
これらを踏まえ、県は14日、「邪馬台国時代の有力者の墓であることが裏付けられた」と発表した。
謎のエリアの調査はまだ4割が残っており、秋頃から発掘を始める方針だ。
(「イット!」6月15日放送より)