「不屈」の魂、芸術で体現 侵攻1年、国立歌劇場で 2023-02-24 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けてから1年となったウクライナの首都キーウ(キエフ)で24日「自由で不屈のウクライナ」と題した公演が国立歌劇場で開かれた。国民意識を鼓舞するコサックを題材にしたオペラと、2014年に始まった東部でのロシアとの紛争から着想を得た現代歌劇が披露され、観客は惜しみない拍手を送った。 歌劇場の客席は1300人分あるが、現在は空襲警報時に地下へ避難できる430人を上限とし、2~5階には観客を入れていない。アナトリー・ソロビャネンコ舞台監督は「人々は安らぎを求めている。芸術にできることは大きい」と活動に胸を張る。