この夏はエルマーに会いたい! 原画、グッズに初めてづくしの「エルマーのぼうけん」展がPLAY! MUSEUMで7月開催へ
本展では、アメリカ・ミネソタ大学図書館のカーラン・コレクションが所蔵する約130点の原画を日本で初めて公開する。70年以上前に描かれた、目の覚める色鮮やかな表紙や地図、鉛筆で丁寧に描かれた細密な挿絵はぜひ間近で見たい美しさだ。そのほか、作者ガネットが所蔵する3冊のダミー本、イラスト、挿絵を描くために作った「りゅう」の人形などの貴重な制作資料も初公開される。
光や映像、立体造作による演出によって、自分が主人公・エルマーになった気分で楽める会場デザインも見どころだ。本展は動物たちの鳴き声、「りゅう」が羽ばたき空を飛ぶ音、洞穴から脱出する「りゅう」たちの大さわぎが聞こえてくる、Audio-Technicaの協力で実現する「音を感じる展覧会」でもある。
併設のPLAY! SHOPでは日本初のエルマー・グッズがずらりと並ぶ。「りゅう」のぬいぐるみやマスコット、スノードームといった立体、美しい原画をあしらった「Dragon’s Market」ブランドのヴィンテージ感あるカップ&ソーサーやバッグ、雑貨類のほか、物語に登場するアイテムも並ぶ。
本展では作者ルース・スタイルス・ガネット(Ruth Stiles Gannett)が幼い頃に物語や絵を書いたノート、自作の小さなオブジェ、ガネットの数多くの写真を展示し、人物像もひもとく。また会場には「ぼうけん図書館」が出現し、世界中の「ぼうけんの書」を紹介。冒険家、写真家、学者、スポーツ選手、絵本作家や文学者ら挑戦する人々がおすすめする本が多数並び、来場者も本を持ち寄ることができるという。
この夏は、大人も子供もエルマーの世界に浸って冒険心を刺激してみては?