茨城県立高入試1万7413人挑む 倍率0・95倍 新型コロナ欠席17人
茨城県教育委員会によると、当日の欠席者は87人で、うち新型コロナウイルスの感染者が17人、インフルエンザによる欠席者が16人、その他の体調不良者は54人だった。新型コロナの濃厚接触者4人とインフルエンザの15人が別室で受験した。新型コロナの感染者などは追試が可能。
英語の聞き取りテストでは、日立二と古河三の両高で放送機器の不具合があったため、受験者全員に、全テスト終了後に別問題で再検査を実施した。
この日、水戸二高(水戸市大町、渡辺政美校長)では、320人の募集定員に対し、367人が受験。会場では、マスク姿の受験生が緊張した面持ちで試験開始を待ち、問題と解答用紙が配られる直前には「机の中が空かどうか、もう一度確認してください」などといった試験官の指示に従っていた。
合格発表は、新型コロナの影響を踏まえ、学校での掲示は行わず、14日にインターネットのみで行う。