藤井五冠、最年少最速300勝 将棋、勝率8割超は初めて 2022-12-23 将棋の藤井聡太五冠=竜王・王位・叡王・王将・棋聖=(20)は名古屋市で指された第81期名人戦A級順位戦で24日、佐藤天彦九段(34)を破り、通算300勝(59敗、勝率8割3分6厘)を挙げた。日本将棋連盟によると20歳5カ月、プロ入りから6年2カ月での到達は最年少、最速で、勝率8割超えは初めて。 これまで300勝目の最年少、最速記録は羽生善治九段(52)=95敗、勝率7割5分9厘=の21歳7カ月、6年4カ月だった。藤井五冠は2016年、最年少の14歳2カ月でプロになり、次々と記録を塗り替えながら、速いスピードで白星を積み重ねている。