スウォッチがポンピドゥー・センターとコラボ。モンドリアンやモディリアーニなどモチーフのアートウォッチを発表
Pompidou」を発表した。
同ブランドは、1985年に初めて「Swatch Art
Special」ウォッチを発表。様々なアーティストに依頼し、彼らの美学をスウォッチに反映させた。2018年には新しいシリーズ「Museum
Journey」を立ち上げ、世界中の主要美術館に収蔵される名画をウォッチのデザインに再現。これまではアムステルダム国立美術館やマドリードのティッセン=ボルネミッサ美術館、パリのルーヴル美術館、ニューヨーク近代美術館などとコラボレーションしてきた。
今回のポンピドゥー・センターとのコラボレーションは、同館に収蔵されている、フリーダ・カーロ、アメデオ・モディリアーニ、ロベール・ドローネー、ワシリー・カンディンスキー、ピエト・モンドリアンによる6つの傑作をウエアラブルアートに変容させたもの。
例えば、モディリアーニの《Portrait of
Dedie》をモチーフにしたウォッチでは、メタリック仕上げの文字盤にモディリアのアイコニックな肖像画が配置されており、画家本人のサインが入れられたストラップや、ピンク色がはじけるバックルやループ、針などが特徴的だ。
カーロの《The
Frame》を再現したウォッチでは、画家のもっとも有名な自画像のひとつを鏡像として文字盤の6時と12時のあいだで分割。明るい陽気な色彩がウォッチのフロント部分を飾り、ストラップのベースや下側のピンクによって引き立っている。
幾何学的抽象絵画の父と称されるモンドリアンへのオマージュであるウォッチは、赤、青、白など原作の色調を再現しており、マットブラックの文字盤とオーバーサイズの針なども魅力的なデザインだ。
同コレクションは、3月10日よりスウォッチのストアおよび公式オンラインストアにて販売がスタート。パリのポンピドゥー・センターのミュージアムショップと公式オンラインストアでも販売予定となっている。