故郷の徳島で寂聴さん記念碑建立 一周忌を前に除幕式 2022-11-05 9日で一周忌となる作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの功績を伝える記念碑が、故郷の徳島市で建てられた。市中心部を流れる新町川沿いの公園で5日、除幕式が開かれた。寂聴さんの姉の孫に当たる同市在住の瀬戸内啓資さん(57)は「喜んでくれているにちがいない。ありがたい」とあいさつした。 土を固めるなどしてできた記念碑は高さ約175センチ。親交が深かった美術家の横尾忠則さんが手がけた寂聴さんの肖像画が、陶板になって埋め込まれている。 寂聴さんと交流があった徳島南ロータリークラブが、地元企業などの協力を得て建立した。