「東急歌舞伎町タワー」が4月14日に開業。アート作品が多数常設
写真、映像を含む現代美術、音楽、ファッション、書など、多様なカルチャー領域で活躍するアーティストたちが、新宿・歌舞伎町の持つ歴史や文脈を汲んだ新作を含む多数の作品が並ぶ。
出品している作家たちは以下の26組。カッコ内は展示場所を示す。
青木野枝(46階 PENTHOUSE Lounge、39~44階 LUXURY HOTELエレベーターホール)
大巻伸嗣(45階 Restaurant Bellustar、Bar Bellustar)
細倉真弓(45~47階 PENTHOUSE客室)
荒木経惟(同)
川内倫子(同)
野村佐紀子(同)
羽永光利(同)
山本糾(同)
水戸部春菜(39~40階 LUXURY HOTEL客室)
沢村澄子(18階 LUXURY HOTELロビー、47階 SPA sunya、43~44階 LUXURY HOTEL客室)
新城大地郎(1階 ホテルエントランスエレベーターホール、41~42階 LUXURY HOTEL客室)
佐々木類(1階 LUXURY HOTELラウンジ「BELLUSTAR One」)
玉山拓郎(36~38階 ENTERTAINMENT HOTEL客室)
開発好明(33~35階 ENTERTAINMENT HOTEL客室)
鷲尾友公(30~32階 ENTERTAINMENT HOTEL客室)
ぬQ(20~38階 ENTERTAINMENT HOTEL客室内テレビ映像)
西野達(17階 JAM17 BAR)
竹中美幸(10階 映画館Premium Lounge「OVERTURE」)
SIDE COREサイドコア(6~7階 劇場ロビー、ホワイエ )
SIDE CORE×しょうぶ学園 (同)
Chim↑Pom from Smappa!Group(2階 エントランス)
篠原有司男(1階 エントランス)
森山大道(1階 エントランス、45~47階 PENTHOUSE客室)
ムラタタケシ(1階 屋外ビジョン「KABUKICHO TOWER VISION」)
淺井裕介(地下2階 ライブホール/ナイトエンターテインメント施設 ラウンジ)
足立喜一朗(地下3階 ライブホール/ナイトエンターテインメント施設 ダンスフロア)
これらの展示作品のなかからさらに注目したいのが、歌舞伎町のまちを遊びつくすための拠点「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel」内に設置された客室「アートルーム」だ。ここでは玉山拓郎、開発好明、鷲尾友公の3人がそれぞれに客室の設えを担当。アーティストの作品の中に入り込む没入感を体験できる特別な客室になっている。以上の3部屋は2023年4月3日から宿泊予約を開始する。
さらに開業に合わせて、一部作品には音声ガイドも用意。日本語ナビゲーターを俳優の宮沢氷魚が務め、作品の更なる魅力を伝える。
26組の作家の作品というフィルターを通して、多種多様な新宿・歌舞伎町のエネルギーや街の過去・現在・未来の姿を、来館者に感じてもらうことを目指すという東急歌舞伎町タワーのアートプロジェクト。国内外から訪れる観光客・来場者にとって新宿・歌舞伎町の魅力を再発見できる機会となるだろう。