アニエスベーが注目する“Art Brut”の展覧会
アートの愛好家として知られるアニエスベーが注目する、“Art Brut(アール・ブリュット)”の世界。フランスの画家ジャン・デュビュッフェによって考案された、既存美術や文化潮流と異なるコンテクストによって制作された芸術作品の総称だ。「Art=芸術」と、「Brut=生の」を組み合わせた言葉で、教育や社会的、文化的な通念から自由な思考で表現した芸術と定義されている。一般的に、アウトサイダー・アートとも称される。
本展では、福祉施設に所属しながらアート制作を行っている日本在住のアウトサイダー・アーティスト13組が作品を発表。アニエスベーが20年秋に自身の娘を通じて、フランス・ブルターニュ地方のギャラリー「プレイン=ジュール」主催の展覧会で本展のアーティストたちの作品群と出合ったことがきっかけだという。
個々の持つ力強い才能に深く感銘を受けたアニエスべーは、翌21年秋冬シーズンにて、参加アーティストの一人である菅原康匡のアートワークをプリントしたアーティストTシャツシリーズを制作。アニエスベーの店舗でグローバル展開を行った。そして今回の展覧会では、「プレイン=ジュール」ギャラリーのキュレーションにより再集結した同13組のアーティストたちの作品を展示・販売する。
自由な発想のもとに、さまざまなマテリアルを用いて制作された絵画や線画、立体などの作品たち。ジャンルに捉われないクリエイションの数々を、ぜひ体感してみよう!
※掲載情報は3月3日時点のものです。
最新の情報は公式Instagramでご確認ください。