YOSHIROTTENが代表作《SUN》を幕張で展開。夜のメッセ前広場や日本庭園、新都心上空で作品を展示
YOSHIROTTEN | Installation in Makuhari New
City」が開催される。アーティスト/アートディレクター・YOSHIROTTEN
のインスタレーション《SUN》を展示するとともに、音楽フェスティバル「Summer
Sonic」とも連携し、幕張メッセ前広場、幕張の浜などでも展開される。会期は8月18日~20日。
YOSHIROTTENは1983年生まれ。
ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来しながら制作を行ってきた。《SUN》はYOSHIROTTEN
の代表作であり、コロナ禍に1日1枚、1年間にわたり描き続けられた全365点があり、周囲の色彩を反射する銀色の太陽のイメージで構成されている。デジタルツールを用いた手作業で着色されており、一点一点が異なる表情を持っている。
幕張海浜公園では「Sun
Park」と題した、同心円状に配置された30台のモノリス型《SUN》のインスタレーションを実施。また、公園内の日本庭園「見浜園」では「SUN
Garden」として舟着や州浜、出島、中島、橋、築山などに溶け込む《SUN》を展示。また、園内にある茶室の窓を作品化するとともに、水屋と茶室小間では石川・輪島のぼかし塗りとYOSHIROTTEN
のデザインを組み合わせた盃が世界初披露される。
幕張新都心上空では19日の夜間に球体作品となる「Floating
Sun」が展開。《SUN》の色数値をリバースエンジニアリングにより動的に変容させ、さらに、球体幾何学数値を手作業で打ち込んで488の変容する色彩の球体が現れる。(複数回実施予定、天候により変更の可能性あり、予備日は20日)。
「Sunmbient Bar」は、夜間の幕張メッセ前広場が舞台。国内最大級のLED
ディスプレイとサウンド、ミストによって可視化されるファイバービームによって鑑賞する《SUN》が登場する。ミニ・バーが併設され、ステージでのライブも実施される。
「SUN Beach」は音楽フェス「SUMMER
SONIC」のビーチステージエリアの波打ち際にモノリス型の《SUN》を設置。浜辺に座って自由に鑑賞することができる(「SUMMER
SONIC」来場者のみ立ち入り可)。
加えて「SUN Cloud」と称した「雲」をモチーフにしたアートワークが、幕張新都心の街中のバス停留所で展開される。