ゴールデンウィークに見たい展覧会・芸術祭10選(全国編)
青森県の弘前れんが倉庫美術館では、大巻伸嗣の個展がスタート。大巻は、空間全体をダイナミックに変容させ、観る人を異世界に誘うような幻想的なインスタレーションやパブリックアートを手がけてきた。本展では、近年の代表作のひとつ「Liminal Air Space-Time」シリーズを筆頭に、新作インスタレーションが紹介される。
会場:弘前れんが倉庫美術館
会期:4月15日~10月9日
GW中の休館日:なし
タイトルが目を引く本展は、アメリカの作家アレックス・ダ・コルテによる、国内初の個展。ダ・コルテはこれまで、イメージや認識、記憶について探求する作品を発表してきた。本展では、映像作品の公開が中心。なじみのキャラクターやアイコンによるポップさと、現実の陰鬱さや空虚さが共存するミステリアスな作品に注目したい。
会場:金沢21世紀美術館
会期:4月29日~9月18日
GW中の休館日:5月1日(月)
京都を舞台に、国内外の写真家作品を紹介してきた「KYOTOGRAPHIE」。今年は「BORDER」というテーマのもと、境界線が何を隔て、あるいは人類の進歩とどう関係するのか模索する。参加作家はマベル・ポブレット、高木由利子、ボリス・ミハイロフ、セザール・デズフリ、ジョアナ・シュマリ、山内悠、山田学、松村和彦、ココ・カピタン、ロジャー・エーベルハルト、デニス・モリス、パオロ・ウッズ&アルノー・ロベール、石内都、頭山ゆう紀など。京都文化博物館や両足院から商店街やギャラリーまで、街に歴史が残る京都ならではの会場で豪華な写真作品を楽しみたい。ニュースはこちら。会場ごとの展覧会情報は、eventページの#KYOTOGRAPHIEをチェック。
会場:京都文化博物館、出町柳商店街ほか
会期:4月15日~5月14日