『IHIの「H」は播磨じゃないよ! 旧・石川島播磨重工業のツイートが話題に 「つぶやけてスッキリです」』へのみんなの感想まとめ
【画像】正解はこちら。播磨の「H」じゃなかったことがわかります。ならばIHHIではダメだったのか……石川島重工業と播磨造船所が合併 IHIの起源は、1853年創設の日本初の近代的造船所「石川島造船所」。
造船で培った技術をもとに陸上機械、橋梁、プラント、航空エンジンなどに事業を拡大していきました。
1960年には、石川島造船所の流れをくむ「石川島重工業」が「播磨造船所」と合併して「石川島播磨重工業」が誕生。
2007年、グローバルブランドの強化を促進するために、社名を「IHI」に変更しました。ツイッターに投稿 そんなIHIの公式ツイッターアカウントが11月29日、こんなつぶやきを投稿しました。
「社名のHは播磨のHじゃないです……(n回目)」
添付された画像を見ると、頭文字を強調してこんな風に説明しています。
「I」shikawajima-harima 「H」eavy 「I」ndustries
このツイートに対して、「ずっと播磨のHだと思ってた」「本当はIHHIなんですね」といったコメントが寄せられ、いいねは1万6千を超えています。担当者に聞きました 「このアカウントを担当してから絶対、11月29日の『#いいにくいことをいう日』につぶやこうと思っていました。本当に言いにくかったので」
そう話すのは、IHIのツイッター担当者です。
実は今年8月にも同様のつぶやきを投稿していて、この時もたくさんのいいねが寄せられていました。
今回の反響を見るかぎり、まだまだ知らなかったという人が多くいたようです。
「今回はそんなに反響はないかなと思っていました。予想を超えたいいね数やコメントに、前回にも増して驚いています」IHHI? 担当者によると、石川島重工業と播磨造船所が合併した1960年には、すでに「IHI」のロゴが使用されていたそうです。
「IHHI」とならなかった理由については、こう推測します。
「『石川島』と『播磨』ではなく、『石川島播磨』としてとらえられているためと考えます。播磨とHeavyの頭文字が同じ『H』だったことがすべての始まりですね」
ちなみに当時、石川島重工業と播磨造船所は資本関係も業務提携もなく、企業の主体的判断で合併した珍しいケースだったそうです。「すっきりしました」 投稿が話題になったことについては、こう話します。
「言いにくいことを言う日に、本当に言いにくいことをつぶやけてスッキリしましたし、普段これだけ話題になることはなかなかないBtoB企業なのでありがたいです」
そして、こう付け加えます。
「今年12月5日で168歳になりますおじいちゃん企業にお付き合いくださっているフォロワーの皆様、いつもありがとうございます」