「あれはニセモノだった」…アイルランド人が日本のベーコンを食べて「衝撃」を受けたワケ
大学生時代にアイルランドに留学していたおすしちゃん。「ベーコンと一緒に寝たい」とうそぶくほど、ベーコンが大好き。
留学当時、貧乏学生だったおすしちゃんは、ほぼ毎日パスタをつくり、節約生活を送っていました。
ベーコンが大好きな彼女はベーコンをパスタに使おうと、スーパーを探し回ります。
しかし、店内を歩き回ってもベーコンがなかなか見つかりません。アイルランド人の友人に聞いてみると、アイルランドでは「rashers」という肉が日本でいう「ベーコン」として扱われていると知ります。
「これがアイルランドのベーコン…
言われなかったら豚バラと勘違いするなぁ」
なんと、「rashers」は日本のベーコンと比べて特大サイズで豚バラと見間違えるほど。
おすしちゃんは「rashers」を使って、早速カルボナーラパスタをつくります。
アイルランドの食材に慣れていなかったのか、料理の出来に納得いっていない様子。
気を取り直して、いざ実食…!
若干、塩味が強いものの、肉厚で高級感があったそうです。
日本のベーコンと明らかに異なってはいましたが、おすしちゃんにとってはどちらも美味しかったといいます。
一方で、アイルランド人は日本のベーコンを食べてどう感じるのでしょうか。
留学先で、おすしちゃんが知り合ったアイルランド人の女の子は、日本に旅行したとき、カレーやタコ焼きなどを楽しんだそうです。
しかし、おすしちゃんが、
「逆に口に合わなかったものある?」
と聞いたところ…
なんと、ベーコンの名前があがったのです。
「あれはニセモノのベーコンだった…」
聞くと、彼女やそのお父さんにとって、日本のベーコンはペラペラで味も薄いと感じたそうです。
アイルランド人の大半が日本のベーコンを嫌うかどうかはわかりませんが、もしかしたら和食のような繊細で落ち着いた味付けは海外の人にとってもの足りないと感じるのかもしれませんね。
おすしちゃんが衝撃を受けた「食文化」の違いに関するエピソードでした。