「ムーミン」漫画、童話と違う魅力たっぷり 松山「コミックス展」
ムーミンは、1954年から英紙「イブニング・ニュース」で漫画連載された。作者はフィンランド生まれのトーベ・ヤンソンで、60年以降は弟のラルス・ヤンソンがあらすじと作画を担当し、きょうだいで20年ほど連載を続けた。展示ではムーミンの仲間をキャラクター設定した際のスケッチや、日本語に訳されていない物語なども通してムーミンの世界が楽しめる。
全国で順次開かれており、四国では唯一の開催。同館の担当者は「ムーミンは日本では童話やアニメで知られるが、コミックスならではの魅力を楽しんで」と話す。
午前9時40分~午後6時(入場は5時半まで)。5月2日を除き、月曜休館。一般1200円、高校・大学生800円、小中学生600円。5月29日まで。【斉藤朋恵】