3回目の「Art Collaboration Kyoto」、テーマは「Visions of a Torn World:循環と共存」に
」。同フェアの3回目が、10月28日から30日までの会期で行われる。
今回は、コロナ禍の分断を経て新しい世界を生きていくため、プログラムディレクターの山下有佳子がキュレトリアルテーマとして「Visions of a Torn
World:循環と共存」を掲げ、会場規模を拡大して開催される。またセレクションコミッティーメンバーにはアクセル・ディビ(Galerie
Crèvecoeur共同創設者)とシェリー・ウー(TKG+創設者兼ディレクター)が参加。今年の出展ギャラリー数は64軒(国内35軒:海外29軒)で、うち33軒が初出展となる。
ACKは「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」の2つのセクションで構成。「ギャラリーコラボレーション」は国内のギャラリーが海外のギャラリーをゲストに迎え、1つのブースをシェアして出展するセクションで、ACKの大きな特徴だ。
今回は日本から26ギャラリーが参加し、海外に本拠地のある27ギャラリー(北中南米:9、欧州:9、アジア:8、オセアニア:1)をゲストに招き、総勢53ギャラリーが世界水準の現代アートを展示・販売する。出展ギャラリーは以下の通り。
ANOMALY(東京)とROH(ジャカルタ)/Fitzpatrick Gallery(パリ)、Blum &
Poe(東京、ロサンゼルス、ニューヨーク)とMatthew Brown(ロサンゼルス)、COHJU contemporary art(京都)とGalleri
Urbane(ダラス)、CON_(東京)とPeter Augustus(ダラス)、EUKARYOTE(東京)とSaenger
Galería(メキシコシティ)、HAGIWARA PROJECTS(東京)とCLAAS REISS(ロンドン)、imura art
gallery(京都)とA PICK GALLERY(トリノ)、KAYOKOYUKI(東京)とRamiken(ニューヨーク)、KOKI
ARTS(東京)とFlowers Gallery(香港、ロンドン)、KOTARO NUKAGA(東京)とALMINE
RECH(パリ、ブリュッセル、ロンドン、ニューヨーク、上海)、MISAKO & ROSEN(東京、ブリュッセル)と47
Canal(ニューヨーク)、ミヅマアートギャラリー(東京、シンガポール、ニューヨーク)とsullivan +
strumpf(シドニー、メルボルン、シンガポール)、MORI YU GALLERY(京都)とGALERIE LOUIS
GENDRE(シャマリエール)、Satoko Oe Contemporary(東京)とA Thousand Plateaus Art
Space(成都)、SCAI THE BATHHOUSE(東京)とAxel Vervoordt
Gallery(アントワープ、香港)、思文閣(京都)とGalerie Crèvecoeur(パリ)、Sho + 1(東京)とArts of Life –
Circle Contemporary(シカゴ、グレンビュー)、シュウゴアーツ(東京)とTKG+(台北)、STANDING PINE(名古屋)とChi-Wen
Gallery(台北)、Taka Ishii Gallery(東京、京都、前橋)とMendes Wood
DM(サンパウロ、ブリュッセル、ニューヨーク)、TARO NASU(東京)とGalerie Eva
Presenhuber(チューリッヒ、ニューヨーク、ウィーン)、小山登美夫ギャラリー(東京)とJohyun Gallery(釜山)、XYZ
Collective(東京)とUnion Pacific(ロンドン)、Yoshiaki Inoue Gallery(大阪)とRossi &
Rossi(香港)、Yutaka Kikutake Gallery(東京)とPBG(ソウル)、4649(東京)とNewton(ニューヨーク)
また、京都にゆかりのあるアーティストを国内外から集め紹介する「キョウトミーティング」では、今年は海外のギャラリーも参加し、ブースを拡充。国内からは9ギャラリー、海外から2ギャラリーが参加する。出展ギャラリーは以下のとおり。
アートコートギャラリー(大阪)、FINCH ARTS(京都)、Karma(ニューヨーク、ロサンゼルス)、Maki Fine Arts(東京)、MAKI
Gallery(東京)、neugerriemschneider(ベルリン)、艸居(京都、リスボン、東京)、タグチファインアート(東京)、TEZUKAYAMA
GALLERY(大阪)、ユミコチバアソシエイツ(東京)、Gallery 38(東京)
さらに、会場内のパブリック・プログラムは、太平洋・アジアの歴史学やジェンダースタディーズの専門家であるグレッグ・ドボルザークがゲストキュレーターとしてキュレーションを担う。