彫刻家、澄川喜一さん死去 91歳、元東京芸大学長
少年時代を山口県岩国市で過ごし、錦帯橋の造形美に引かれて彫刻家を志望。古い木造建築や運慶、快慶に興味を持ち、東京芸術大彫刻科で平櫛田中らに師事した。1979年に平櫛田中賞を受賞した後、代表作「そりのあるかたち」シリーズを制作。建築家の安藤忠雄さんと東京スカイツリーのデザインを監修したことでも話題になった。
東京芸術大教授を経て95年から同大学長を務めた。98年紫綬褒章、2008年に文化功労者。
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