『大阪と姫路を結ぶ、阪神・山陽「直通特急」…停車駅のパターンが「多すぎる」説 なぜここまでややこしくなったのか』への皆さんの反応まとめ
【写真】実は「直通特急」には「赤い特急」と「黄色い特急」もあります!…何だそれ?そもそも直通特急が停車する駅はどれくらいあるの?まずは時間帯に関わらず直通特急が停車する駅を数えてみましょう。
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【直通特急の停車駅】
▽阪神電気鉄道本線(大阪梅田~元町)
大阪梅田、尼崎、甲子園、西宮、芦屋、魚崎、御影、神戸三宮、元町 9駅
▽阪神電気鉄道神戸高速線(元町~西代)
元町、西元町、高速神戸、新開地、大開、高速長田、西代 6駅
▽山陽電気鉄道本線(西代~山陽姫路)
西代、板宿、月見山、山陽須磨、滝の茶屋、山陽垂水、舞子公園、山陽明石、東二見、高砂、荒井、大塩、白浜の宮、飾磨、山陽姫路 14駅
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計29駅が直通特急停車駅ですが、このうちすべての直通特急が停車する駅は22駅にとどまります。つまり7駅は時間帯などにより通過する場合があり、直通特急の停車駅を複雑にしています。甲子園駅に止まるか、止まらないかで場合分け数学の解法ではありませんが、まずは甲子園駅に止まるか、止まらないかで場合分けしましょう。先に甲子園駅を通過する直通特急を確認します。
甲子園駅を通過する直通特急は平日上り(大阪梅田方面)朝ラッシュ時に運行する7本のみ。このうち滝の茶屋駅に停車する列車が5本、滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅に停車する列車が2本です。
※停車駅順は比較しやすいようにに下り(山陽姫路方面)に統一します。
▽1 甲子園駅通過、神戸三宮~板宿駅間に通過駅あり、滝の茶屋駅停車、荒井駅・白浜の宮駅通過
▽2 甲子園駅通過、神戸三宮~板宿駅間に通過駅あり、滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅停車
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次に大多数にあたる甲子園駅に停車する直通特急を確認します。甲子園駅に停車する直通特急は神戸三宮~板宿駅間に通過駅がある「赤方向幕の直通特急」と神戸三宮~板宿駅間を各駅に止まる「黄方向幕の直通特急」に分かれます。また昼間時間帯は滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅には止まりません。
▽3 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間に通過駅あり、滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅通過
▽4 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間は各駅停車、滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅通過
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最後は滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅に停車する列車です。山陽電車のホームページによると荒井駅・白浜の宮駅は朝夕ラッシュ時に停車、滝の茶屋駅は上り朝ラッシュ時、下り夕ラッシュ時以降停車、と書かれています。
最初に滝の茶屋駅通過、荒井駅・白浜の宮駅停車の直通特急から。さらに「赤方向幕」「黄方向幕」の場合分けも必要です。
▽5 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間に通過駅あり、滝の茶屋駅通過、荒井駅・白浜の宮駅停車
▽6 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間は各駅停車、滝の茶屋駅通過、荒井駅・白浜の宮駅停車
続いて滝の茶屋駅停車、荒井駅・白浜の宮駅通過のパターンです。
▽7 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間に通過駅あり、滝の茶屋駅停車、荒井駅・白浜の宮駅通過
▽8 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間は各駅停車、滝の茶屋駅停車、荒井駅・白浜の宮駅通過
最後に滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅に停車するパターンです。
▽9 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間に通過駅あり、滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅停車
▽10 甲子園駅停車、神戸三宮~板宿駅間は各駅停車、滝の茶屋駅・荒井駅・白浜の宮駅停車
つまり、直通特急の停車駅は計10パターンも存在することがわかりました。次ページは:なぜ、ここまでややこしくなったのか前へ12次へ1/2ページ