電線地中化で110年ぶり復活 祭りの山車に「鉾」 兵庫・丹波篠山市
丹波篠山市河原町で、2基の「鉾山」の屋根の上に「鉾」があげられ、110年前の姿に復活しました。
鉾山は江戸時代から毎年秋の祭で巡行していますが、明治時代以降、電線に「鉾」が引っ掛かってしまうため、鉾を掲げての巡行を控えてきました。
市内では2年前から、電線を地中に埋め込む工事が進み、住民らが「鉾」の復活に向け、準備を進めてきました。
(鉾復活実行委員会・川端登副委員長)「江戸時代と同じような姿にもどりました。やっぱりいいですね」
実行委員会は、残りの7基の鉾山も復活を目指したいと話しています。