1万人が春に挑む 京都の公立高校で前期試験
新型コロナウイルス禍の中での入試は4年目となり、府立鴨沂高校(京都市上京区)では、英語のリスニングの時間を除いて教室の窓を開けて試験を実施した。マスクを着用した受験生は校内放送から流れる指示に従い、緊張した面持ちで問題と答案用紙が配られるのを待ち、開始の合図で一斉に問題に向かっていた。
府教委によると、問題の量や難易度は例年並み。中学での基本的・基礎的な学習内容が身についているかを確かめる問題のほか、知識と技能を使って総合的に考え、判断や解決に導けるかなどをみる記述式の問題を設けた。