高野山新法印に内海大僧正 金剛峯寺で昇進式 2022-01-09 高野山真言宗総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)の第523世寺務検校執行法印に、同町の高野山別格本山南院で住職を務める内海照隆大僧正(75)の就任が決まり、金剛峯寺で22日、昇進式が行われた。 法印は、弘法大師空海に代わって重要な法会や儀式の導師を務める役職。任期は1年。内海新法印には緋色の僧衣の目録などが交付された。新法印を披露する「法印転衣式」は、3月12日に金剛峯寺で開かれる。 内海新法印は岡山県真庭市出身、高野山大卒。高野山住職会会長などを歴任した。