『トロロッソの元ドライバーがレッドブルとセルジオ・ペレスを批判』へのみんなの感想まとめ
実際のところ、F1関係者やメディアの中にはメキシコ人ドライバーのペレスが初のタイトル獲得を目指すマックス・フェルスタッペンをサポートするためにハミルトンに簡単にオーバーテイクを許さなかったドライビングを評価する声が多い。
だが、2004年から2007年まで現在のインディカーの母体シリーズのひとつであるCART及びチャンプカーシリーズでチャンピオンとなった実績を持つフランス出身のブルデーはそうは考えていない。
「あれはでたらめだ」
「どうしてペレスが自分自身に満足し、みんなが彼のしたことに拍手を送ることができるのか、私にはまったく理解できないよ」
ソーシャルメディアにそう書き込んだ42歳のブルデーは、あのときペレスは「あらゆる汚い手」を使って「ハミルトンを妨害していた」と続け、次のように付け加えている。
「スポーツマンシップはゼロだ。あのチーム全体がそうだよ」
ブルデーは、2008年からレッドブルのジュニアチームであるトロロッソ(現アルファタウリ)でF1を戦った経験を持っている。だが、期待された結果を出せなかったことから2009年シーズンの途中で解雇されたという苦い思い出も有している。
こうしたことから、ブルデーはレッドブルに反感や偏見を持っているに違いないと考えている者もいるようだ。
しかし、ブルデーは、そのことは「まったく関係ない」し、自分が「レッドブルの人間だったことは一度もない」と主張し、次のように付け加えている。
「彼ら(レッドブル)はペレスのレースを完全に犠牲にして、彼をあのポジションに置いたんだ。 (ハミルトンを)妨害するために、意図的に1周あたり数秒を失っていたよ」