中国、日本アニメの海賊版摘発 初ケース、サイトは閉鎖
日本のアニメ会社などが加盟するコンテンツ海外流通促進機構(CODA、東京都)によると、海賊版サイトは「B9GOOD」。2008年から別の名前で運営され、21年3月から今年2月までの約2年間でのアクセス数は3億回超。CODAは摘発を「大変画期的なこと」としている。
CODAによると、中国江蘇省の公安当局は2月14日、サイトの運営に関わったとみられる重慶市在住の男(33)の身柄を拘束し、取り調べ(今月19日に保釈)。男は日本円で1億2千万~1億4千万円の利益を上げていたとみられるという。
その後、報酬を受け取ってアップロードに関わったなどとして中国国内に住む30代の男女3人も摘発した。サイトは今月27日に閉鎖された。
B9GOODへのアクセスは日本からが約95%を占めていた。