『橋下徹氏、来月には都内の濃厚接触者143万人の試算に「陽性者隔離の方針に合理性があるとは思えません」』への皆さんの反応まとめ
この日の番組では、濃厚接触者が来月8日には「都民の10人に1人」の143万人に達し、このまま濃厚接触者の隔離を続けると社会機能が麻痺(まひ)すう恐れがあるという政策研究大学院大学・土谷隆教授の試算を紹介。
この件について、コメンテーターとして出演の元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「今、政治がやろうとしているのは、濃厚接触者を社会から隔離して、感染を抑えようとしているわけでしょ。順次、濃厚接触者をその都度、毎日隔離していったって感染の拡大に追いつくわけないんですよ」とまず指摘。
その上で「中国方式なら1400万人の活動を止めちゃう。(中国が)今の状況なら東京都民全部、自宅で隔離をしてPCR検査をしている。そういう意味での人流抑制なら分かるんですけど、その都度その都度、濃厚接触者を認定していって毎日毎日、ちょこちょこ隔離していったって、こんなの収まるわけがないってのを、なんで、専門家の皆さんがそういう風に思わないのか。机上の論で陽性者を隔離するのは分かるんですけど、それなら中国方式でドーンと止めるしかないと僕は思います」と発言。
「でも、中国方式は嫌なんで、医療体制の強化でバックアップする。社会経済活動を抑制して、病床使用率を下げるっていうのが日本の政治のやり方なんですが、それより病床使用率を下げる一番早くできるのは入院基準を変えることなんです。そっちの方に行くべきです。とてもじゃないけど、陽性者を隔離するという方針に合理性があるとは思えません」と続けていた。報知新聞社