中学同級生が「殺す」「クズ」と暴言、いじめと認定 教員の対応不十分と指摘
第三者委は、担任が生徒間の話し合いの場を設けるなどしたが「表面的な対応に終始した」と指摘。教員間での情報共有ができておらず、生徒への支援も不十分だったとした。
報告書によると、生徒は令和元年5月以降、同級生から頰をたたかれたり、「殺す」「クズ」といった暴言を吐かれたりした。保護者は学校に被害を訴え、生徒は翌2年1月ごろから不登校となった。生徒はその後転校し現在は高校に通っているという。第三者委は生徒の性別を明らかにしていない。