『「ママの笑顔、そんなに大切ですか?」2児の母がコラムで訴えた理由 母親に帳尻合わせを押しつけないで』への皆さんの反応まとめ
広島県のよくばりハンドブック、批判を集めた父親の台詞とは
<〝ざっと社会を見渡してみても、仕事と子育ての両立を支援されてしまうのはだいたいお母さんで、子育て支援はリンカーンもビックリの「お母さんの・お母さんによる・お母さんのための」ものになりがちで〟〝お母さんお母さんお母さん!!!お母さん祭り!!!!〟〝何故、子育ては常に当然のようにお母さんとセットなのでしょうか〟――奈良のタウン情報ぱーぷるから>「お母さん祭り」に〝あるある〟奈良のタウン情報をまとめたサイト「ぱ~ぷる」に、こんなコラムが載ったのは11月2日のことでした。「あるあるあるある~~」「保育園や行政までがお母さんによびかけお母さん前提で動いてる」といった賛同の声がTwitter上に集まりました。2人同時の「呼び出し」に対応できないコラムを執筆した岩城はるみさんは、13歳の長男、10歳の長女、2人の子どもの母親です。夫(43)は会社員です。
岩城さんは元高校教員。数学を教えていました。2人目の出産を機に退職。現在は、ベビーマッサージなどの親子教室を開いています。これまで延べ6千組の親子と関わり、子育ての悩みなども聞いてきました。
高校教員を辞める前、仕事と子育ての両立に悩んでいました。長男が体調を崩し、保育園から「呼び出し」の日々。周囲は気遣ってくれましたが、精神的には追い込まれました。
「治ったと思えば、またすぐに『呼び出し』。同僚に『申し訳ない』という気持ちが募りました。職場にも、保育園にも、みんなに『ごめんなさい』と言っていました」。2人目の子どもの妊娠が分かり、「2人同時に『呼び出し』があったら対応できない、と考えました。綱渡りのような日々がいつまで続くのかも分かりませんでした」。こうしたことも退職を決断させました。次ページは:「子育てとお母さん」がセットだった私前へ12次へ1/2ページ