将棋の藤井最年少七冠、名人奪取 20歳10カ月、史上2人目
これまでの最年少名人は1983年、谷川浩司17世名人(61)が樹立した21歳2カ月で、藤井新名人は40年ぶりに更新。最も若い七冠は96年、羽生九段が7タイトル時代に全冠独占した25歳4カ月だった。
王座への挑戦者を決めるトーナメントは5月10日に開幕。藤井新名人は初戦を突破し、永瀬拓矢王座(30)への挑戦まであと3勝。保持するタイトルを防衛しながら例年9、10月に行われる王座戦5番勝負への出場を目指す。
藤井新名人は通算タイトル獲得数を歴代7位の15期とした。出場したタイトル戦は全て制している。愛知県瀬戸市出身。2016年、最年少の14歳2カ月でプロ入りした。