手塚治虫のリメーク原稿公開 藤子不二雄Aさんが仕事場で保管
「魔法屋敷」は単行本デビュー作「新宝島」(47年)の翌年に出版された科学と魔法の対決を描く約160ページの長編漫画。当時は写真製版が普及しておらず、職人が原稿を複写する「描き版」で出版された。手塚は元の線が正確に再現されていないことにたびたび不満を漏らしていた。
リメーク原稿は40ページ。キャラクターの表情や動きが生き生きと描かれるなど工夫の跡が見られる。
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