『“逆ギレ暴行”たばこ注意され「土下座しろ」 電車内トラブルは「SOSボタンを」』への皆さんの反応まとめ
25日午前8時すぎ、警察署から出てきたのは高校2年の男子生徒に殴る蹴るの暴行を加え、重傷を負わせた疑いで逮捕された宮本一馬容疑者。
フードとマスクで表情はよく見えませんが、肩を大きく揺らす歩き方で車に乗り込みました。
23日、JR宇都宮線の車内で優先席に寝そべってたばこを吸っていた宮本容疑者。
男子生徒(17):「お兄さんたばこ吸ってますね。やめてもらえませんか?」
すると、宮本容疑者は注意した高校生に殴る蹴るなど走行中の逃げ場のない車内で約15分の間、暴行を続けたといいます。
駅に到着した後もさらに暴行を加えたとみられ、男子生徒を電車から降ろし、土下座をさせて靴で頭を踏みつけたといいます。
被害者の父親は…。
被害に遭った高校生の父親:「警察の方から一報が入って、今、救急車で病院に運ばれているって…。『降りないと、まわりの友達もやるぞ』みたいなことを言われたので降りたらしいんですね。そこで『土下座しろ!』って言われて。(息子が)本当に悔しそうで悲しそうで…」
暴行したことを認める一方、こんな供述も…。
宮本一馬容疑者の供述:「正当防衛だった」
このところ、密室である列車内で乗客が犯罪に巻き込まれるケースが増えていますが、今回の場合、どんな対応を取ればよかったのでしょうか。
日本防犯学校学長、防犯ジャーナリスト・梅本正行氏:「『SOSボタン』が車両に付いていますから、隣の車両に移動してそこでSOSボタンを押す。そして、状況をちゃんと説明するのが大事」
危機管理の専門家の梅本さんは、本人に直接注意するより相手を刺激しないように視覚に入らない場所から「通報」という形を取ることを推奨します。
日本防犯学校学長、防犯ジャーナリスト・梅本正行氏:「予知防犯ですね。事が起こる前に対応することが大事」
また、凶器を持っている危険性もあるので周りの乗客が止める事はやめた方がいいそうですが、こんな方法で協力することも…。
日本防犯学校学長、防犯ジャーナリスト・梅本正行氏:「『ちょっと離れた所から、誰かが動画を撮る』ということ。今、皆スマホ持っていますから。すぐ近くで撮る必要はありません。『離れた所から動画を撮る』。そうすると、後で証拠になりますから」テレビ朝日