浅井長政の書状を発見 滋賀・長浜、寺を味方に
博物館によると、長政と朝倉義景の連合軍は、同年6月の姉川の戦いで織田信長と徳川家康の軍勢に敗れた後、比叡山周辺に陣を張った。寺は長政の居城の小谷城から比叡山への経路にあり、味方にして兵や食料を運ぶ道を確保する意図があったとみられる。
分析した淡海歴史文化研究所の太田浩司所長は「寺社を味方につけて信長に対抗しようとしていたことが分かる貴重な史料だ」としている。
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