『【独自】頼んでいない工事されて74万円請求の訴えも…「鍵の修理業者」社長らを逮捕』へのみんなの感想まとめ
特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市で鍵の修理業などを展開する「キセキ」の社長・佐野精希容疑者(26)ら計11人です。警察によりますと、去年11月~今年6月にかけて会社の名前や住所を偽って、記載した契約書を客に渡していた疑いがもたれています。
佐野容疑者らは「マッハ鍵サポート」というサービスを運営していたとみられ、鍵をなくして家に入れなくなるなどのトラブルが起きた人から、依頼を受けて鍵の解錠を行っていましたが、インターネット上には次のような書き込みがありました。
(インターネット上より)
『高額な料金を請求してくるとんでもない業者です』
不当に高額な請求をしてくる業者だと訴える口コミが多数寄せられていました。「被害を受けた」と訴える女性は次のように話しています。
(「マッハ鍵サポート」を利用して被害を訴える女性)
「依頼していない玄関の鍵も全部かえられて、総額約70万円を請求されていて。ショックというより怒りのほうが強かったです」
女性が依頼したのはベランダの鍵の解錠でした。ところが、料金を提示しないまま依頼してもいない玄関のドアガードなどを設置されたというのです。請求されたのは、ベランダの鍵の解錠で39万2000円。不要な作業にかかった費用も合わせると『約74万円』に上りました。
そして書類に記載されていたのは、いずれも「ウソ」の住所や電話番号。佐野容疑者らは、客から返金を求められないよう偽装していたとみられています。
逮捕前に記者が業者に電話をかけてみると…。
(記者)「高額請求されているという認識はありますか?」
(業者)「ちょっとすみません、何の案件かも、その辺りは全くわからないので」
警察には数十件の相談が寄せられているということで、警察は佐野容疑者らが不当な高額請求を繰り返していたとみて捜査しています。MBSニュース