『「バッハ会長は札幌に高い関心」橋本聖子組織委会長単独インタビュー 待ったなし札幌五輪誘致』へのユーザーの意見まとめ
2030年大会の札幌招致については「バッハ会長の目は札幌に向いている」と述べ、高い評価を得ているという認識を示しました。
大会組織委員会の橋本聖子会長。
東京でSTVの単独取材に応じました。
(宮永キャスター)「Q.IOC総会でバッハ会長が札幌に言及したが?」
(東京2020大会組織委員会 橋本聖子会長)「2026年を一度札幌は目指したので、その時点でバッハ会長は非常に札幌に対して高い関心を持っていた」
11月、札幌市は招致を目指している2030年の冬季大会について、既存の施設を活用して経費削減などを図る開催概要計画を発表しました。
こうした内容にIOC・国際オリンピック委員会のバッハ会長は。
(国際オリンピック委員会 バッハ会長)「札幌の計画は既存の施設を使う観点で、東京とは全く違う。札幌には実質的にすべてがそろっている。出発点が違う」
(東京2020大会組織委員会 橋本聖子会長)「私もバッハ会長とのやり取りの中で2030の話をさせてもらってます。今回も偶然ですけど、マラソン・競歩が札幌に会場変更に直前になった。そういうことも含めてやり切れる都市だということで、バッハ会長の目というのは札幌に向けていただいていると思う」
(宮永キャスター)「Q.2030年招致合戦の勝ち目は?」
(東京2020大会組織委員会 橋本聖子会長)「大事なことは、ほかの都市ができないことをビジョンとして示すことだと思う。絶対的必要な要素は持続可能性、環境への配慮。もうひとつは市民、道民のみなさんに札幌で冬季もやってみたい、やってほしいと思ってもらうのがキーポイントだと思っている」
オリンピック招致の是非について、札幌市は今後全道に向けた住民アンケートを実施する方針です。
コロナ禍を経験した中で、機運をどう高めていくのかが課題となります。