二代目海老蔵の絵馬公開 團十郎襲名記念で、西大寺 2022-11-02 歌舞伎俳優・市川海老蔵改め「十三代目市川團十郎白猿」の襲名に合わせ、奈良市の西大寺で、二代目市川海老蔵を描いた江戸時代の大絵馬が公開されている。15日まで。二代目海老蔵が西大寺の秘仏愛染明王の姿で芝居を演じ好評となった縁で奉納されたものだといい、寺は「あまり知られていない西大寺と歌舞伎のつながりを実感してほしい」と期待する。 絵馬は縦1.9メートル、横1.2メートル。鎌倉時代の逸話、曽我兄弟の敵討ちを題材にした歌舞伎十八番の一つ「矢の根」から、二代目海老蔵演じる弟五郎が矢の先端を研ぐ場面を描いている。