スピーキングテストの音声データ提供、今月中旬から希望者に 都教委
都教委によると、本人以外の個人情報を保護するため、記録された音声データから受験者自身の音声を抽出処理したデータを提供する。受験時の声が小さい場合は音声が一部聞き取りづらかったり、周囲の音が入ったりする場合があるという。
提供は、ウェブ上のスピーキングテストの特設ページから申請後、音声データをダウンロードする形式。入試の不合格者については今月6日から申請を受け付け、中旬以降、提供を開始。合格者は5月1日から申請を受け付け、提供は同月中旬以降となる。
都教委は2日の定例会で音声データの提供について報告。委員からは「どのようにデータを活用すればいいかを現場の先生たちにアドバイスしたほうがいい」などの意見が上がった。