藤井聡太、最上位のA級昇級 将棋名人戦、史上2番目の若さ 2022-03-08 将棋の藤井聡太五冠=竜王・王位・叡王・王将・棋聖=(19)は9日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第80期名人戦順位戦B級1組の最終局で佐々木勇気七段(27)を破り、通算成績10勝2敗の首位で、史上2番目の若さの19歳7カ月で最上位のA級への昇級を決めた。A級は10人が名人挑戦権をかけて争う。 日本将棋連盟によるとA級昇級の最年少は加藤一二三・九段(82)の18歳1カ月で、これまでの2位は谷川浩司九段(59)の19歳11カ月。 藤井五冠は本局で2021年度の対局を終え、勝率を8割1分3厘とし、将棋大賞の記録部門で最多更新となる5年連続で8割以上となった。