6月は子供の「五月病」警戒 鬱病低年齢化、「笑顔でも注意を」 2023-05-21 新生活が始まり1カ月がたったころに心身に不調をきたす「五月病」。進学やクラス替えなど環境の変化から間もない5月は子供がストレスをためやすく、6月にかけて自殺者が増える傾向にある。自殺の原因として多い鬱病の発症には低年齢化が指摘されており、子供たち自身が「心の病気」の特徴を知っておくことが重要だ。昨年度から高校の授業で精神疾患の知識や対処法が教えられるようになったが、専門家からは小中学校にも同様の学習内容を広げるなど自殺予防教育の強化を求める声が上がっている。