【11月5日~6日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
〈国立新美術館〉開館15周年の節目に回顧展を開いている李禹煥(リ・ウファン)。半世紀以上にわたるキャリアでの初期作品からこの個展のための新作まで、一見、静かなアートが見るものを圧倒します。集大成ともいえる展示について、李禹煥に聞きました。
2022年11月3日~6日に開催する『ART WEEK TOKYO』会期中の4日間限定で、南青山に〈AWT BAR〉がオープン。建築家・萬代基介が設計した特別な空間で、アーティスト4名とのコラボカクテルが楽しめる。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、本島の各スポットを〈フリッツ・ハンセン〉の家具が彩るプロジェクト「フリッツ・ハンセン島」が開催中。2019年に一般公開され話題を呼んだ〈フリッツ・ハンセン庵〉の第2弾をはじめ、カフェ&レストランやゲストハウス、待合所など、島内の各所を名作家具でジャックした、この注目プロジェクトの見どころを紹介!
フィンランドデザイン界を代表するブランド〈イッタラ〉の創立140周年を記念した国内初の大規模巡回展『イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき』が、〈Bunkamura ザ・ミュージアム〉で開催中。展覧会ナビゲーターの俳優・小関裕太さんとともに、時を超えて愛されるイッタラの歴史とその創造性を探るべく、会場を巡りました。
50年以上のキャリアを持つ現代美術作家であり、古美術や日本の文化に造詣の深い杉本博司。〈姫路市立美術館〉で行われている最新の展覧会を見ることで、「日本」がわかる。それは「本歌取り」こそが日本の文化にも流れる通奏低音だと解いているからだ。「本歌取り」とは、もともとは優れた古歌を踏んで新たな歌を読むことの意だが、それは工芸や茶道、古典芸能、建築にも見られる。そして杉本自身の創作の秘密もそこにある。