過去最大の117ギャラリーが集結。「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」開催へ
FAIR ASIA FUKUOKA 2023」(AFAF2023)が9月22日~24日の3日間、マリンメッセ福岡B 館で開催される。
同フェアは、福岡からアジアのアートマーケットを活性化させ、国際競争力のある都市とすることを狙ったもので、一般社団法人アートフェアアジア福岡が主催してきた。
今年は過去最大規模となる117ギャラリーが参加。うち51ギャラリーは初出展となる。またコロナ禍後初となる、韓国、香港、台湾やASEAN諸国から海外14ギャラリーが出展する。会場も昨年比約4倍の約5000平米の広さとなり、よりダイナミックなフェアが期待される。
AFAF2023は、従来の「ASIA」「Unlimited」に加え、新設の「The Wall」の3セクションで構成される。
アジアのアートに特化した「ASIA」には、Gallery Artcelsi(ソウル)、Artemis
Art(クアラルンプール)、アートフロントギャラリー(東京)、Art in dongsan(ソウル/コヤン)、a|n
Gallery(香港)、長亭GALLERY(東京)、Gallery EYN(ソウル)、GALLERY HAYASHI + ART BRIDGE(東京)、IT
Park Art House(台北)、J 12 contemporary art by jason(香港)、LEESAYA(東京)、LOTUS
GALLERY(プサン)、nca | nichido contemporary art(東京)、N gallery(テグ)、gallery
蓮依(神奈川)、Satoko Oe Contemporary(東京)、東京画廊+BTAP(東京/北京)、小山登美夫ギャラリー(東京)、Gallery
Upkas(テグ)、Uspace Gallery(台北)、Vin Gallery(ホーチミン)、Vinyl on
Vinyl(マニラ)の22ギャラリーが参加する。
また「Unlimited」には、本年初出展のMAKI Galley(東京)、N project(大阪)、YIRI
ARTS(台北)をはじめ、ミヅマアートギャラリー(東京/シンガポール/ニューヨーク)、ときの忘れもの(東京)、GALLERY
TARGET(東京)、TEZUKAYAMA GALLERY(大阪)、√K
Contemporary(東京)など、老舗から新進気鋭の若手まで82ギャラリーが出展する。
オープンスタイルの「The Wall」は、レントゲン藝術研究所準備室(東京/金沢)、DMOARTS(大阪)、YUKI-SIS(東京)、FINCH
ARTS(京都)、GALLERY SOAP(北九州)など15ギャラリーが軒を連ねる。
AFAF2023ではこうしたギャラリーブースのほか、アジアをコンセプトとしたキュレーションブースや、異業種・他地域とのコラボレーションブースを設置。コラボレーションブースにはFukuoka
Wall Art Project(福岡)、GALLERY W(東京)、九州産業大学
芸術学部芸術表現学科(福岡)、瀬戸内アートコレクティブ(香川)、由布院空想の森美術館(由布院)など7社・団体が出展する。
今年は昨年に引き続き、福岡市との協力のもと、会期中に「”Fukuoka Art Next” Week‒ FaN Week
‒」を実施。また今年から一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパンを共同開催に迎え、産業界との連携を強化、日本のアートマーケットにおけるエコシステムの活性化とさらなる発展を目指すという。