世界的建築家・磯崎新さんの問い「建築とは何か」…寄せられた回答に「夢のカタチ」など
展覧会は、同プラザの開館25周年記念事業「think of Arata Isozaki」の一環で開催している。磯崎さんが、2019年に「建築界のノーベル賞」といわれる米プリツカー建築賞を受賞した際にスピーチの中で発した「architectureとは何か」という問いに対する答えを考える企画。事前に回答を募集したところ、県内外から約100件が寄せられたという。
展覧会では、事前に寄せられた回答のほか、来場者が会場で手書きした21センチ四方の紙を天井からつるして展示している。回答には「無限の可能性」「夢のカタチ」などと一言で表現したものや、長文のものもある。
そのほか、同プラザの建築風景や、前身の県立大分図書館内の写真など約15点も並ぶ。同プラザの後藤詩織さん(32)は「建築について詳しくない人でも、難しく考えず、気軽に立ち寄ってもらいたい」と話した。
入場無料。展示は午前10時~午後5時。問い合わせは同プラザ(097・538・5000)へ。